高みと極みの本質
市川團十郎作、本邦初演の歌舞伎を観た。
研ぎ澄まされた技で、人の心の本質を表す。
舞台装置、謡い、楽曲、歌舞伎、型を極めた日本伝統芸能の美を見た。
静謐と音声の対比、個々に存在感を持ちながら全体が融合し、ぎりぎりまでそぎ落とされた構成で、本質が浮き出で、極められた技が意識を釘付けにするのだ。
がちゃがちゃと声高にただただ五月蠅いだけの様々なパフォーマンス・パフォーマーには所詮到達できない極み。ひとつひとつの型がきっちりと静止する完璧さを意識し精励刻苦するからこそ、高いレベルのパフォーマンスに近づけるのである。
高み、極みの本質を見た。
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