扉
こどもたちが「今年の漢字」をそれぞれ選んで、ひとこと添えている。自分らしさ溢れる選択をし、しっかり理由を書いている。
新しい社会に入ることになったある子どもは、「新しい扉をどんどん開ける」と言いきって、迷いがない。今を生きるエネルギーそのものだ。
ほとんど時を同じくして、あるヘラクレス上場企業の社長が次々と新しい扉をあけてきた話をきいた。「何も考えずに」開けた扉のむこうにあったものに真剣に向き合ってきたことが結果を作ってきたのだ。「何も考えずに」、でもたくさんのことを考えたはずだ。毎日が想定外のトラブルばかりだというからには。
真摯にやるべきことに向き合い、実行する。こういう人の「人」として密度の高さ、比重の大きさ、存在の場の濃密さは並大抵ではないが、一見してはわからないものだ。中身のない人間ほど、見栄と権勢を張りたがり、上っ面だけ立派に飾ろうとするものだ。
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