消えかけた松明から、聖火台へ
ある農学研究者がこう語った。
農学は現場あってこそという現場第一主義、そして人づくりということを、師匠は日常の研究生活で何かにつけて伝えていた。今、消えかけている現場第一主義の松明の火、蝋燭のともしびのように幽かになってしまっている火を、次に伝えていくことが、自分の役目だと思う、と。
その火を受け継ぐ次世代の研究者は、今、その分野で世界トップレベルのジャーナルに、最高の成果を発表するという目標を掲げて、歩みを進めている。この研究室、自律と協働のある良い雰囲気の研究室、であるらしいのだ。今、独りではまず研究はできないし、良い研究は人づくりあってこそ・・・。指導教員の「ひと」が研究でものをいう・・・。こんな仮説が真であってほしいものだ。
灯火が、聖火台へと登ることを願ってやまない。
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